鉄男 THE BULLET MAN

昨日、京都シネマまで行ってきました!
目的は『鉄男 THE BULLET MAN』
仕事帰りに直行して最終上映時間に間に合いました。
約70分あまりの短さだったけど、
これ以上長かったら耐えられないかも!
上映されると大音響が響くというよりは圧力を受ける!
どのくらいかというと椅子に音の震動がくるくらい
その上にチカチカしてしまうくらいのシュールなカット割りの多さ。
日中でも人物も建物も全体が青白い微妙なカラー。
主人公の出生の秘密を明らかにしていく、過去の部分はセピアというか黄色系がベース。
カラーだけど、カラーて感じがしない。
でもモノクロでもない。
色彩の乏しさが何気に不愉快さを感じたり・・
感情がフラッシュバックするたびにガンガン、ジャラジャラ、シューシューと重機音や金属音の大音響が連射され、チカチカくる映像とともに視聴覚全体エネルギー使ってしまう。
まれにない疲労感に陥った後で、ラストに流れるnine inch nailsの楽曲が響き渡る。
緊迫感と圧力を全身で体感して本当に疲れた。
でも、人間の感情やコントロール、トランスフォーマと化する上で理性というものをどう貫くのか・・とか、色んな視点から考えさせられる映画でした。
nine inch nailsの楽曲は金属音と重低音と音の強弱、鎮寂、壮大感が備わって疲れた脳にこれでもか〜
て覆いかぶさってきました。
帰りは頭がぼや〜として正常に戻るまでに時間かかりましたw
で、この映画はお勧めなん?
どちらとも言えん。

鉄男 THE BULLET MAN(予告編)

監督・原作・撮影・美術: 塚本晋也プロデューサー: 川原伸一、谷島正之脚本: 塚本晋也、黒木久勝音楽: 石川忠エンディング・テーマ:ナイン・インチ・ネイルズ 出演:エリック・ボジック、桃生亜希子中村優子ステファン・サラザン塚本晋也 上映時間: 1時間11分配給: アスミック・エース