簡単に感動的とか言うな。

TBSドラマ「南極大陸」の一回目の放送が終わったそうですね。
元ネタは1983年(昭和58年)夏公開された「南極物語」(高倉健さん主演)であろうと思われますが、昭和30年代に南極地域観測隊樺太犬15頭を連れて南極大陸へ向かったけど、悪天候のためにワンちゃん達を無人昭和基地に置き去りにした物語ですよね。
1年後に訪れたらタロウとジロウの2頭が生還してたのを発見されて奇跡の再会を果すという話。
残りのワンちゃん達は死んでしまったか行方不明になったんだよね。
『どうして見捨てたのですか なぜ犬たちを連れて帰ってくれなかったのですか』
生還した2頭の生命力の強さと再会出来た光景、人間との心のふれあい観てたら奇跡と感動だと思うけど、どれだけ過酷で残酷な実態があったのかを想像すると感動する話とは素直に思えない気がする。

 
■「タロジロ奇跡の生還知られざる南極物語
http://www.ntv.co.jp/shitteru/next_oa/000409.html
犬達に体罰を与えてたのか・・
後に犬の性格を把握して心を通わせるようになったて事だけど、それでもふに落ちないわ。



■新説・南極物語
http://home.m04.itscom.net/g_heaven/gh/zatubun/nankyoku.html
つっこみどころ満載じゃん・・タロウとジロウの存在は本当のところどうなの?


事実はどうだったのか分からないけど、映画やドラマの中の話の世界であっても、犠牲になった樺太犬達の尊い命と運命を考えたら簡単に感動するとは言えないのが自分の気持ち。
ただの感動秘話で済ましちゃ駄目と個人的に思うのです。